2003年02月25日(火) |
日本の将来は「暗い」か、「明るい」か |
同じニュースでも、朝日と読売では報道のしかたが違う。イラク攻撃に関して、両紙の報道に大きな違いがある。どちらの報道が正しいのか、という二者選択的な捉え方をする必要はないだろう。アンケート調査でも、新聞社によって違いが出てくる。これは質問の設定などによっての違いなのだろう。これらの違いを前提に置いて読売の調査をみてみよう。 読売新聞社が中学生以上の未成年者5000人を対象に実施した「全国青少年アンケート調査」によると、青少年の4人に3人が日本の将来は「暗い」と答えいる。その他の項目を取上げると次のとおりだ。(22日読売から) 1、日本の将来は「暗い」と思う 75% (62%) 2、日本は努力すれば、だれでも成功できる社会である 75% 3、日本の国民であることを誇りに思う 65% (85%) 4、親が年をとったら子供が面倒を見るべきだ 80% 右下の(62%)(85%)は、20歳以上の世論調査のデータである。日本の国民であることを、未成年者の65%、成人の85%が誇りに思っている。これは、イメージを超える数字であった。4の問いの80%も実に高い数字である。
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