『日々の映像』

2003年02月14日(金) 自殺の相手を探しています

 昨年10月東京都練馬区のマンションで、インターネットで知り合ったと見られる男女2人が七輪練炭による一酸化炭素中毒で死亡した。このときこの日々の映像に記述しようかどうしようかと迷った。インターネットで「自殺」と検索すると何百というホームぺージが出てくる。その総べてが自殺に誘導するページとは思われないが、少なくとも若い人達に生きる力を与えようとするものでないと思った。1〜2のページを開いたが、私にとっては意味のないので閉じる。
 悪(筆者は自殺を悪と認識している)の伝播は早い。埼玉県入間市のアパートの空き室で、男女3人が練炭による一酸化炭素中毒死と見られる集団自殺があった。男性(26)の掲示板の呼びかけで20歳前後の女性2人が行動を共にしたのだ。インターネット時代は、何がプラスで何がマイナスに働くかを冷静に受け止めなければならない。一緒に自殺しませんかと言う誘いは悪魔のささやきと心得るべきだ。この男性のものと見られる書き込みの一部を引用して置こう。「心中相手を探しています。方法は練炭による中毒死です。・・・やっぱり独りだと寂しいですからね」と。追って第3の練炭自殺が出てくるだろう。自殺の方法として流行するのだろうか。

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石田ふたみ