2003年01月07日(火) |
ビッグ3を圧倒する日本の自動車メーカー |
1月4日、米国の新車販売台数が発表された。全体では1684万台で前年比で2%の減少であるという。米3社が揃って販売台数を減らしているのに、トヨタ・ホンダ・三菱自動車が過去最高記録を更新している。
全体のシェアなどの細部の報道はなかったが、01年が27%なのである。よって、02年度の日本車のシェアは30%に近づくようだ。単純に表現すれば、アメリカ人が乗っている約30%が日本のメーカーの自動車なのである。日本車の技術水準がいかに高いかの証左である。 日本車は、米3社が生産する自動車より燃費、耐久性などの面で、常に一歩優れている。これによって、米3社の販売シェア「95年の73%から(6年後の)01年に63%と過去まで落ち込んだが、02年も過去最低水準」(1月4日 朝日から)に追い込まれている。 米におけるシェア10%とは、台数で言えば160万台余りだ。もっと分かりやすく説明すれば、昨年まで米3社のシェア160万台を日本勢がその大半を奪い取ったのだ。前記のとおり、全体で2%減なのにトヨタ0・9%、ホンダ3・3パーセント、三菱7%、日産5・1%増となっている。日本のメーカービック3を圧倒しているのだ。この流れが止まることはないだろう。
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