『日々の映像』

2002年12月13日(金) 不眠と酒(あまり良くない習慣)

 今年3月フランスの製薬会社が、大規模な国際睡眠疫学調査を行なった。調査は日本やドイツなど10カ国で、調査した人数は3万5000人。

 睡眠に悩みを訴えている人は全体で25%、日本人は21%だったというから、各国の大衆もさまざまなストレスで不眠を訴えている人は多いのだ。

 その対策として、日本以外の欧州などでは「医師に相談する」が約50%も占めているのに、日本は最下位の8%だった。 

 反面、不眠に悩んで寝る前に酒を飲む人は、日本人が一番多く30%という結果である。この解析に参加した国立・神経センター精神保健研究所の内山部長は「寝酒は一時的な効果があっても夜中に目が覚め、習慣になりやすいので止めた方がよい。・・・医師に相談して、より安全な睡眠薬を使うのが望ましい」(3日 産経)とアドバイスする。

 私は出張の時に、睡眠薬を利用した時期があった。医師の説明は、ビールコップ1杯より眠剤を飲んだ方がマイナス面が少ないといっていた。

 今から10年以上前まで、寝る前に少々のアルコールを飲む習慣があった。この寝酒は肥満対策でその後止めた。悪い習慣もその気になれば変えられるものである。タバコを止めて3ヵ月になるが、これもそう苦労することなく止めることが出来た。

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石田ふたみ