2002年10月18日(金) |
インドネシア爆弾テロ事件 |
世界の各地でテロと思われる事件が続発している。大きい事件では、仏タンカー爆発事件とインドネシア爆弾テロだ。
カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は14日、国際テロ組織「アル・カイダ」の指導者ウサマ・ビンラディンの声明書を入手したという。同氏は仏タンカー爆破やクウェートの米海兵隊銃撃事件を「英雄的なジハード(聖戦)作戦」と賞賛すると共に、イスラム教徒に対して「米国人とユダヤ人に対する戦いを優先せよ」と呼びかけているのである。何の実もないただの原始的な殺し合いだ。 インドネシア・バリ島での爆弾テロの威力には驚いた。187人が死亡、309人が負傷と報じられ、この死傷者はさらに増えるようだ。
なにしろ、乗用車に仕掛けられた爆弾の威力はものすごい。この爆発地点から50メートル以内の店舗20軒が損壊するほどの威力なのだ。これほどの威力のある特殊爆弾を準備で来るのは、それなりの組織がなければ不可能だ。
米政府は数週間前からインドネシア政府に「アルカイダとつながるグループが米国人など西洋人を殺そうと攻撃を計画している」(10月16日 毎日)と警告していたのだ。
|