| 2002年09月06日(金) |
終わりのない争い、殺し合い |
イスラエルとパレスチナ、自爆テロと攻撃は日常茶飯事だ。イスラエルのシャロン首相を支持するアメリカ。ブッシュ政権は、イラン・イラク・北朝鮮を「悪の枢軸」と宣言して、攻撃する権利を主張している。こんな単純な倫理で西欧諸国の同意は得ることが出来ないと思う。
このアメリカの悪党退治の方針に対して、さすがのブレア首相も困惑しているようだ。「ブレア首相は、ブッシュ米大統領と電話で協議し、イラクを攻撃する前に大量破壊兵器査察の外交努力を促した」(報道の要旨)とある。このイランとアメリカの争いはいつまで続くのだろう。
アメリカの特殊部隊によるビンラディン氏・オマル師の追跡が続いている。この2人のリーダーの生死は分からないでいる。9月4日の毎日が伝えるところによると特殊部隊によるビンラディン氏の捕獲作戦から開放するよう主張しているという。同じくオマル師はパキスタン国境の山岳部に潜伏しているという。元一国の指導者が、ことの良否は別にして戦いに敗れて山岳部に潜伏する。・・・時代の針が200年も逆戻りしているようだ。
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