『日々の映像』

2002年08月08日(木) 猛暑に伴う大災害の危険

 もう限界でないかと思うほどの暑さが続いている。7月の下旬も暑かった。都市部では平年より2度以上の高さを記録している。8月はどうなるのか。

 猛暑の事例として、8月6日の温度を毎日から引用した。名古屋は体温を超える38.2度を記録している。静岡の佐久間で39度を記録したという。まさに、うだるような炎暑・猛暑・酷暑である。ここで記述するまでもなく、都市部で車や冷房による排熱、そして、アスファルト・コンクリートが熱を溜め込むヒートアイランド現象が起きている。

 この都市部の暑さは重大な局面になってきているようだ。「大都市では降雨パターンが変化し、盛夏に降る雨が熱帯地方のスコール型に変わりつつある」(8月8日 毎日)というから都市部の温熱化は気象そのものも変えるほどの段階になって来ている。

 東京で道路の水が地下に流れ込み死者が出たことがある。都市はビルといい、公共施設といい、地下利用が進んでいる。ここにスコールの雨水が流れ込む危険があるのだ。

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石田ふたみ