『日々の映像』

2002年07月10日(水) 公的年金50歳以上に予想額開示

 厚生年金は、受給直前まで年金額を知らないのが普通だった。厚生労働省は、加入者が老後に受け取る公的年金の情報提供を拡大する。

 「50歳以上の希望者に見込み年金額を開示するほか、自分で将来の年金額を試算出来るデーターを一定年齢の加入者全員に通知する新制度を導入する(6月21日 日経から)これは加入者の将来不安を和らげようという配慮である。この年金に関する問題は、時折大きく報道されるが「厚生労働省の発表によると・・・」などの記事は読んだのは初めてだ。この年金に関する情報が加入者(国民)に公開されているとは思われない。

 ここではモデル年金に目を通してみよう。上記の表のとおり、男性の平均給与を受けている人で、40年加入の場合で17万1000円であるという。40年の加入なかなか大変だ。

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石田ふたみ