『日々の映像』

2002年06月20日(木) W杯健闘トルコに惜敗

 18日宮城のスタジアムは雨だった。その中で日本の若者達は戦った。何度もあった1点のチャンス。しかし、ゴールは遠かった。トルコの壁は厚かった。そして、熱狂のドラマに幕が下りた。赤いモヒカン刈の戸田は号泣した。市川も泣いた。
 
 日本のサッカーは、世界レベルになった。この4回の戦いに日本全体が湧いた。称賛の花びらが選手達の頭上に降り注がれた。

 午後8時30分から韓国とイタリアの戦いが始まった。韓国は悲願のW杯1勝を挙げた後国民の期待した目標は達成していた。

 韓国チームのヒディング監督は「はるか彼方にあると思っていたゴールに到達した。しかし、選手はまだ勝利に飢えていると信じている。」(6月18日 毎日)

 延長戦の30分の戦いは、韓国全体が湧き上がった。最後の力を振り絞っての戦い。韓国が世界ナンバーワンと言われるサッカーの本場中の本場のイタリアを破るとは誰が予想しただろう。しかし、現実に起こった。イタリアは韓国のいけにえになった。

 日韓の共同開催、このサッカーを通して、両国関係は予想以上に好転する気配だ。日本人の多くは、韓国の4強入りに応援するだろう。熱い戦いはまだ続く。

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石田ふたみ