『日々の映像』

2002年04月08日(月) 弱風でもOKの小型発電 

 4月4日、興味ある記事が目に止まった。表のとおり風向きの変化に影響を受けにくい風力発電装置を東海大学が開発した。「騒音がほとんど発生しないので、都市部での利用を見込む。機械メーカーアイメックスが1キロワット級の小型装置を200万円前後の価格で発売する」(4月4日 日経から)という。この価格で1キロワットの発電が出来ると、かなりの普及があるように思う。

 この風力発電機の羽根は、最大で縦2メートル・幅30センチ・最少で縦一メートル・幅15センチというから実に小型な発電機であると言える。最大の特徴は、図のイメージで分かるとおり、風がどちらの方向から吹いても回転し発電することである。

 地球の温暖化が確実に進んでいる。化石燃料中心の巨大な消費文明は行き詰まることは明らかだ。このような全く無害な風力発電・太陽光発電などが、爆発的に普及することが望まれる。

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石田ふたみ