| 2002年03月23日(土) |
今度は歌って踊るロボット |
日本のハイテクのトップ企業における技術開発は凄いと思う。3月19日、米経済「ビジネスウィーク」が発表した「世界の経営者25人」に選ばれたキャノンの御手洗(みたらい)社長の我が経営哲学が大きく報道されていた。この内容は後日引用したいと思っている。ここでは、キャノンの技術開発のボリュームのみを引用したい。「過去10年におけるアメリカでのパテントの取得数はIBMについで2位」であるというから凄いものだ。 ソニーは、新しい技術開発では世界で知名度ナンバーワンの企業だ。今度は歌って踊る小型2足ロボットを開発した。3月20日の日経に紹介された内容を少々読むだけで、ホンダが発表した「ASIMO」より桁外れの水準のロボットであることが分かる。「目に相当する2つの小型カメラや耳に当たる7つのマイクを使って障害物にぶつからないように歩行したり斜面や階段を自在に上り下りしたりする。・・・最先端の人工知能(AI)技術を駆使し、呼びかけた人間に対して振り向いて愛嬌のある声で受け答えする。認識出来る単語の数は5万〜6万種類・・・」要は、制御プログラムを差し込めば、後はロボットが自ら判断する自立型なのである。驚くべきソニーの技術だ。
|