『日々の映像』

2002年03月22日(金) 加藤紘一氏が自民党を離党

 加藤氏は、自民党の幹事長もやり、派閥の会長でもある。不発に終わった「加藤の乱」で見られるとおり。かなり前から「次か、次の次の総理」(3月19日 毎日)と言われて来た人である。その加藤氏の秘書が、まるで公共事業のピンハネ屋のような形で、コンサルタント料を集めていた。加藤氏は「(佐藤容疑者)個人の犯罪だが、道義的、政治的責任はある」と抗弁している。佐藤容疑者は、事務所代表と言う政治的影響力がなければ、成立しない犯罪なのである。
 コンサルタント料を集めた主な舞台は、加藤氏の選挙区の山形4区だ。この金集めの概要は3月15日に書いたが、表の顔は政界のプリンス。裏では佐藤容疑者が中心となって、恐喝まがいの資金集めをしていたのだ。本当かどうか分からないが、山形では加藤消費税という言葉があったと言う。そのほか新聞に報道されているように「口利き料」「受注期待料」「赤坂詣での持参金」などの言葉が溢れているのだから考えさせられる。
 加藤氏は「旧来の自民党政治からの脱皮」(3月19日 毎日から)を盛んに説いていたという。しかし、加藤事務所の行なって来たことは、旧来の自民党で横行していた金権政治そのものといわねばならない。選挙区の建設業者を踏み台にして栄えて来ただけではないか。

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石田ふたみ