『日々の映像』

2002年03月02日(土) 消費の春は遥か彼方 

 春の足音が近づいて来た。今年の冬は、寒いと感じる日は僅かであったように思う。季節の寒さより、社会不況の寒さのほうが厳しい1〜2月であった。このデフレスパイラル的な不況がいつまで続くのだろう。税収の減少から賃金の引き下げ行なっている県も出てきている昨今である。庶民の正味収入が減少すれば、消費も落ち込むのは必然だ。
 3月26日の日経によると、上場企業の32.8%がベアゼロの回答で望もうとしている。ベースアップ(略してベア)とは、賃上げ額から定期昇給分を除いたものである。定期昇給分(略して定昇)とはその年に退職した従業員の賃金を原資にする昇給をいう。最近は、この定昇すら危ういのである。このような背景から表(日経から)のとおり消費は減少する。統計上の消費の春は遥か彼方である。いや、来ないが正解かもしれない。

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石田ふたみ