『日々の映像』

2000年05月14日(日) 食の散歩 レタスとセロリ

 生活習慣病やガン・老化の原因といわれている活性酸素。この活性酸素を消去する抗酸化作用が野菜類にある。「酸素吸収法で、抗酸化活性を調べた。その結果青シソ90%・モロヘイヤ89パーセント・パセリ79パーセント・小松菜71パーセント」(5/17 農業新聞)と抗酸化性が強いことが分かったという。言ってみれば、味に癖のある野菜がお勧めということになる。
 
 ここでは、レタスとセロリについてプレジデント5月1日号(文 イシハラクリニック石原院長)から引用して、食の散歩をしてみたい。「レタスはビタミンA・B1・B2・Cが多く含まれ、ミネラルとしてはカリウム・ナトリウム・カルシウム・鉄がバランスよく含まれている。・・・巷で言われる『頭の疲れを癒す』『鎮静・熟睡作用を有する』というレタスの薬効はこの三つのミネラルのなせるワザであろう。」という。ところが、レタスには欠点もあるのだ。「レタスは恋の炎を弱める」という諺がヨーロッパにあるとのこと。すなわち、レタスには制淫作用があるというのだ。亭主の浮気封じの野菜があるとは知らなかった。

 セロリは、正反対に催淫作用があるという。フランスの俗言に「男に対するセロリの効き目を知ったら、女はセロリを探して、パリからローマまで行くことを厭わないだろう」というからセロリを見直す必要がある。「精力の弱って来た殿方に、このセロリは大いなる味方になってくれる」と言うから試してみてはいかがでしょう。

 ニンジン・リンゴの生ジュース(3/19 記述)にセロリ50〜100グラムを加えて飲んだほうがよいようだ。

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ