やんの読書日記
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2005年09月21日(水) |
チョコレート工場の秘密 |
ロアールド・ダール作 クェンティン・ブレイク絵 柳瀬尚紀訳 評論社
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作 以前に読んだ旧訳はかなりキテレツで 子どもは大喜びしそうだけれど 大丈夫かなという表現もあったが すごく面白かった。
今回の新訳は挿絵がおとなしい 工場に招待される子どももおとなしい 旧訳ではひっちゃかめっちゃかなことをして ひどい目にあった子どもたちだが 無事に家に戻されているように感じるのだけれど 内容は同じはず。
英語版も読んで見たが こちらは普通の表現で、 こどもがは特にはちゃめちゃなことを言ったり やったりしていないように感じた。 それは英語力のなさかも知れない。
日本語の訳が違うと内容も変ってしまうのかと驚いた。 映画はラストシーンが変えてあるから、 しんみりしてしまうようだが やっぱり原作どおり、 チャーリーは工場主になってほしいな、と思う。
貧乏でも良識を持った子ども、チャーリーの存在が お金で解決しようとするわがままな人々の気持ちを変えてほしいと思う
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