つまらない飲み会の席から彼にメールを送った つれない返信が帰ってくる すねていた
この日、朝メールがきた 「泊まりじゃなくなったから飲もうよ」と
このタイミングはなんなんだろう 彼は私の微妙な心に敏感だ
また早退をして横浜へ まだ明るいうちから居酒屋だ スーツ姿の彼は寒いを連発 凍ったジョッキのビールを飲んだ カウンターではないので話が遠いとなげく キスするわけにも 手を重ねるわけにもいかず 脚で突付いてくる彼はかわいい
帰宅するつもりの私は やはり杯が進まない 時計を見るとまだ7時台 さすがに時間がある
8時ごろに「出よう」と言ったのは私の方だった 自然とホテルへ
終電前の電車にきちんと乗った
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