誰も起きていないわわたしはひとりで天窓をのぞく星だったり雨粒だったり風だって聞こえるわそれにどこかの犬が吠えたお外にいる犬がすききっと草の匂いを嗅いでいる小さな虫を追いやってそれからのそっと小屋に入る前足に頭のせてつまらなそうに朝小鳥が舞い降りるまで