昨日の満月の明るさに照らされながら、母のアパートから家路へと自転車を走らせる。雨が上がってからの割と暖かな気温の一日だった。久しぶりに顔を見せるというか、母の存在を感じておかなければと、辛うじて仕事帰りの時間を作る。休みの日に出かけていくことがおっくうだ。狭い部屋でどうしようもないだけだから。 花を買って仏壇のことを意識することがとりあえずの用事。いつもの巻きすしも買う。 弟のことは何も進展がないし、正月には帰らないというからには、帰ってきて欲しくない気分だ。心配しかさせる気はないんだろうか。 冷たいなと思うのは間違いか。何も与えられない自分のことをもう棚上げしてしまうのか・・。 甘いというか、気分屋というか、いい加減というか、私の癖はここにも顔を出してくるわけね。
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