**In my heart of hearts**
心の奥のこころ


2012年02月10日(金) 肝を冷やした

朝に目を覚ますと 白く積もった雪のきれいさが目に入ってきた。
うわっ〜、そういう景色を見ると寒さよりもうれしくなるのが先。

外は頬を刺すような冷たさ、でもすぐにそれも消えるのはわかっている。

橋の上は湿っていてブーツで歩くとつるっと行きそうでまともに歩けなかった。赤ちゃん歩きでいつもの3倍の時間を要したと思う。

旅の写真を眺めてのんびりとYouTubeのサイトで音楽を聴きながらいい気分で過ごした休日。次の日はシフトをちょっと見間違え。大したことではないけれど気の緩みの証拠。

それはスタッフへの気遣いをサボらせたりもする。わがままが出ている。 仕事も人手があるからと気が入っていない。それでも紛れて仕事したように見えるところがいいのか、悪いのか。

良心がチェックしないといけない。体力的には全く楽だといえる毎日の仕事の流れ。給食で頑張っている人たちには今になると頭が下がる思いだ。

始めは重労働から開放された実感で心が浮き立ったりしたかもしれない。 まるで上の段へでもいったかのように。 

比較できるものではないけれど、仕事の質の違い。思考回路というか神経というか それが歪められた問題行動を起こす人間との接触ということ。 

きのうになって初めてその異常な危険さに肝を冷やした。 普段は皆愛すべき人たちばかりですむのだけど、急変する危険な男性が一人いたのだ。 

おとなしい小柄な叔父さんなんだけどね。一緒に同伴買い物に何度も付き合っているというのに 奇異な暴言を浴びせられて面食らってしまった。 

こういうことは ここでは日常茶飯事なんだな・・。この病棟はもっとも少ないことらしいけど。 どううまく対処できるのかが一人前の助手の腕の見せ所? 

妄想を直すことなどできないのか。話せばわかることなのか。素人の自分がその闇へ入ることをしてはいけないのか・・。

祖父の命日のプレゼントはこの体験だな。


 < back  index  go >


breath [MAIL]

My追加