空中楼閣

2004年08月15日(日) 届け、届け、君に届け。

 
恐らくは、これを読むであろう君に。
どうか届いてくれる事を願って。
どうか気付いてくれる事を願って。
愚かしくも期待して。
 
 
何度も、何度も裏切り続けて。
君の好意を踏みにじって。
いっそ、罵ってくれても良いのに。
それなのに君は。
変わらず僕に、微笑んでくれるというのか。
それなのに僕は。
答える事もせず遮断を解く事もせず。
 
君を動かすのは、一体何だろうね。
僕が持ち合わせない勇気だろうか。
それが何であれ、君は僕を忘れずにいる。
君は僕に微笑んでくれる。
 
君が本当に優しいから、期待してしまうよ。
僕が許される存在だと勘違いしてしまう。
それとも本当に、期待しても良いのだろうか。
君は僕を許してくれるのだろうか。
 
 
でも本当は、本当は・・・。
本当は・・・本当は・・・本当は・・・。
 
 
もし叶うなら、待っていて欲しい。


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亨 [MAIL]

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