黒ラブ日記








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2005年08月19日(金) 第497話 またも看病犬になる。

数日前に激しい頭痛と吐き気で寝込みました。


年に1〜2回はあるやつです。
疲れと貧血です。


仕事を冷や汗と生あくびと頭痛で締めくくってから帰宅し、
「お母さん、今日はもうだめだから」と宣言してお布団に。


冬の布団を2枚かけてやっとさむけが治まったのですが、ノアが離れない。
離れないだけでなく、顔を私の前2センチぐらいのところに近づけて、ずっと
「ハッハッハッハッハ・・・」とやってるですよ。


普段はいい匂いに思えるノアの吐息が、獣くさくて気持ち悪い。
体の匂いもきつく感じられる。


「んがー、にいちゃーん、助けてー」
「あ、はーい」

長男がノアを引き離そうとするんだけど、抵抗して離れない。
あまつさえ、私を見つめながら、じわりじわりと私の胸の上に乗ろうとする。

「いだだだだ・・・・痛いよー、重いよー、苦しいよー。」
「ノアちゃんだめだよ、こっちおいで。」

その度にしおしおと離れるけど、すぐに枕元に駆けつけて、また私を見つめながら体重をかけてくる。





・・・・・ノアよ。




まさかと思うが「リーダーが弱ってる間に政権交代」とか思ってないよね?
ただ単に私を心配してるんだよね?
かすかに笑ってるように見えるのは気のせいだよね?


どきどきどきどき。



ノアはその晩は、私にぴったり寄り添って暑いだろうに一緒に寝てくれましたっけ。

ま、胸の上に乗って体重をかけてきたのは、純な愛情表現としておきましょう。


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  如月 [HOMEPAGE]

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