2005年01月17日(月) |
第413話 新しい散歩道 |
今朝、いつもは行かない新興住宅街の中を歩いてみました。 今帰ってきたところ。
住宅街の脇を入ると田んぼや休耕田、古そうな森がところどころに残されていて、細い道の奥まで行くと、角が丸くなった古いお墓がぽつんとあったりして、なかなか素敵な散歩道でした。
「これはいい場所を見つけたねえ。」 ノアに話しかけると笑顔で見上げてすこしジャンプして同意してくれた(ような気がする 笑)。
いい散歩道であるから、いろんなワンコが歩いていた。
年配のご主人と歩く老齢らしい柴犬。 若い奥さんを引っ張るようにして張り切ってる紀州犬。
途中で出会った大きな白いミックスのワンコは、ノアのことがとても気になるらしく寄ってこようとしていた。
チラっと見てあとは知らん顔のノア。 やがて思いがけず草むらに出現した川を挟んで並行して歩く黒犬と白犬。
「こんなところに川があったんだねえ。知らなかったねえ。きっと、うちのそばでは蓋をされてるのねえ。」 声に出して話しかけると、その都度ノアが目を細めて見上げるのが可愛い。
ノアと暮らさなかったら、こんな近所に川があるなんて、気づかなかったなあ。
白い犬は振り返り振り返りノアを見つめていて、なにやらずいぶんとノアにご執心のようだった。
明日カメラを持って、またあそこに行ってみようっと。 なかなか素敵な散歩道だった。 あのワンコと仲良しになれるかもしれないね。
「犬と話しながら歩いてる変な人」と思われてなければ、の話だけど。ふっ。
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