2005年01月20日(木) |
第414話 野鳥を眺めながら |
この前の休業日は掃除と散歩とレンタルビデオ「24」で終わりました。
ノアは私が掃除していればフガフガと後にくっつき、拭き掃除してれば覗き込んで私の手に冷たい鼻をピトっと押し当てて鼻水だらけにする。 ビデオを見ているとひざの間に座り込む。
「どうしたの?」と声をかけるとそれだけでなにやら嬉しそうだった。 ああ、かわいい。
日中は家で仕事してることが多い夫が、それを見ていて、 「こいつ、普段はずっと寝てるんだよ。俺がちょっかい出すとうるさそうにため息ついて知らん顔してるのになあ。」と。
そりゃそうでしょう。うんうん。 赤ん坊のときから私がこの子にかけてる時間と手間と愛情、いったいどれだけとお思いか。
そんな愛しいノアちんと昼間もたっぷり散歩してきました。 歩いて10分の農道。 ここは昔にタイムスリップしたみたいな景色。
小川が流れていて、きれいとは言いがたい水の中にはでっかい鯉がうじゃうじゃいます。 (前回の話の川とは別の川)
そして運がいいとカワセミに会えます。 この小川はカワセミの縄張りらしいです。 この日はとても運がよくて、初めて2羽のカワセミを見ました。 1羽がもう1羽を追い出してるように見えました。 速すぎて写真撮れず。
この道をしばらく歩くと沼に出ます。 川と沼のぶつかるところにはいつも白鳥が。 このあたりは白鳥の縄張り。
ここの白鳥は渡りをしないので、1年中このあたりで人間からパン耳を貰っています。 私を見ると寄って来ました。
(この人間はパンをくれるのかな?)
しかし、フガフガと鼻息荒くノアが覗き込むやいなや 「ジャーッ!」とか「シャーッ!」と威嚇音を出しながら体を膨らませます。 ビビるノアちん。 一息ついて水を飲む白鳥。
ノア(ずいぶんでかくて怖い鳥ですな)
白鳥が本気で怒る前にノアを引き離してそのまま沼沿いの歩道を歩きました。
冷たい風に体が冷え切ってきたので帰ろうとしたら、さっきの場所でカワセミが日向ぼっこ。
杭の上の金属的な青緑色がカワセミ。 近寄ると逃げるので私のカメラじゃこれが精一杯。
ズーム最大でもピンボケだったわ。
私の住む町は、都心まで1時間かからないところなんだけど、こんな自然がてんこ盛り。犬と暮らすにはいいところです。
お休みの日は私もノアもしあわせだー。
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