2004年11月24日(水) |
第390話 これ、もらってもいい? |
朝晩のごはん時の忙しいとき、まあノアはいつものように私にくっついてるわけですよ。 んで、のんびり作っているときはノアがちょっかい出してきたりします。
私の足元をフンフン匂いを嗅いで、キャベツの切れ端やキュウリの転がり落ちたのを拾って食べてたりするわけです。(^^;)
でも私が仕事で遅くなったりお弁当作りに手間取って殺気立ってたりするときは、気配でわかるらしく、少し離れた場所で伏せをしてじーっと眺めてたりするんです。
まあ、邪魔にはならないんだけど、あっちに行ってて欲しいなあ、っていうときもあるわけです。
そんなときは 「ノアちゃん、これやるからリビング行ってなさい。」 といろんなものを手渡してみるんです。
大急ぎで寄って来るノア。
豆腐のパックだったりすると、一旦は咥えるものの、 ぽと・・・とそのまま床に落とすんですな。 豆腐パックは不本意らしい。
「んじゃ、これはどう?」 牛肉が入ってた発泡トレーを渡してみる。 ぱくっ!!
力強く咥えて尻尾を左右にプリプリ振りながらいそいそとリビングに行きますな。そして丁寧に舐めてまた戻ってくる。 きれいになったトレーを持ち帰ってくれれば更に言うこと無しなんだけど、それはない。
しばらくして私がベーコンの袋を開けて脇に置いておくと、ノアは匂いでわかるらしく、立ち上がって覗き込みます。 いきなりその袋を盗んだりはしないんですよ。 叱られるのは過去の経験でわかってるから。
んで、匂いを嗅いで私の顔を見る、を2〜3回繰り返して、じーっと見つめるんです。 (これ、もらっていい?)と聞いてるわけです。
「いいよ、持ってっていいからハウスの中でなめてね。」 というとシュタッ!!とすごい速さで持って行きます。
早回しを見てるように尻尾を左右に振りながらリビングにスタタタタと持っていく。 んで、こっそり後をついて覗くと、バリケンのドアを鼻でくいっと開けて中に入り、「ん゛〜〜〜」と満足そうにうなりながらベーコンの袋を引き裂いては舐め、引き裂いては舐め、をしてる模様。
台所から締め出すのは簡単なんだけど、私はこんな風にしてノアと遊んでたりします。ははは。
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