2004年11月26日(金) |
第391話 うんちわんわん |
月曜日だったか、仕事が休みの日に昼間散歩したときのことです。 学校休みだったちびたと、行ったことのない公園に行きました。
初めての場所に、興奮して引っ張りっぱなしのノア。 うんざりしてノアの口をがしっと手で包んで説教しました。 「引っ張らない!引っ張ったらおうちに帰るよ!」
ノアは「おうちに帰る」って言う言葉がすごく嫌いです。 やや、若干、少しだけ引っ張らなくなりました。
広い芝生には幼児を連れたお母さんが何人もいて、みんな思い思いに歩いたりおやつを食べたりしていました。 子供と食べ物が好きなノアが、そっちに行かないように気を配りながら歩いていたら、一人の子が駆け寄ってきて、ノアを小さな指で指差して
マーマ!見て!うんちわんわん!
うんちわんわんだよ!
黒いうんちわんわん!おっきいねえ!
・・・・・・。どんなわんわんだよ。(^^;) おかーさん、どんな教え方してんだか。
若いお母さんは苦笑して、こっちに軽く会釈しながら 「たかくん、指差さないよー」 などとたしなめてましたが・・・。
マーマ!ちゃんとみて!みてよぉ!
おっきいうんちわんわん!ほーら!ほーら!マーマ!!
・・・・懐かしいのう。そして、うっさいのう(^^;) 子供は容赦なくエンドレスだよねえ。(笑)
ノアはおとなしくて手間いらずだよ。 「ねえ、ノアちゃ・・・」 話しかけてびっくり。
ノアちゃん背中丸めてウンチョスポーズ。
慌てて手提げからポリ袋@50枚入り148円を取り出して右手にかぶせ、お尻の下に差し出す私。
ぽとぽとぽと・・・。 今日も健康的なウンチョスだね・・・・
「ママ!ママ!みて!ほら!おっきいうんち!
出してる!ほら!出してるよ!
お手々で取ってる!ママ!ママ!!」
・・・・・(^^;)うっさいってば。
・・・・だから勘弁してって。
公園中の視線を集めながら袋越しに手で受け止めたホカホカウンンチョスをきゅきゅっと縛りながら、思わず赤面する如月でした。
ちびたは真っ赤になって100メートルも離れたところで他人の振りしてましたね。ふ。
|