2004年10月31日(日) |
第381話 抜歯延期とテント |
病院の都合で抜歯できず。
なんでも人間の抜歯よりも手がかかる上に全身麻酔なので術後の経過を見なくてはならず、手のかかる患者がいるというので見送りになった。
全身麻酔ついでに避妊手術とも考えたが、ノアの負担が大きいという話を聞いてそれは取りやめにした。
いつがいいかなあ。
今日、病院と打ち合わせするんだけど、帰宅後に私がついていられる日がいいなあ。 バザーの役員になってたり、進路指導説明会に参加したりと子供たちの学校に今月は頻繁に顔を出さねばならず、日程の調整が難しい。
さて、地震のニュースを見ていて思ったこと。
我が家はあんな大地震が来たら地盤の悪いところなんで家には住めなくなる可能性が高いです。 液状化する可能性が大。 はるか昔には水辺だったところを造成してるし。
で、子供たちの前で 「あんたたちはお父さんと一緒に避難所に行きなさい。お母さんはノアと一緒に車で暮らすから。 この子を紐でくくりつけて家に置いていくわけにはいかないから。 それでノアに何かあったら母さん、一生心の傷を抱えなくちゃならないから。 自分のために行かないから。」 と言いました。
そしたらしばらくして夫が 「お母さんは言い出したら本気だから。テント買おうな。全員で入れるような大き目のやつな。」と。
ナイス、夫。
大きな黒犬を自由にしたりしたら殺気立った人に殺されちゃうかもしれないし。何より私たちの後を追うだろうし。
テントを買おうと今物色中です。
ドッグフードも今まではなくなってから注文、のシステムにしてましたが、1か月分ぐらいは買い置きをすることにしました。
だって
ノアは家族なんだよ。 子供たちには救援の手が及ぶだろうけど、ノアには私しかいないもの。
ニュースで、避難する子供が犬にしがみついて泣いているのを、救助の人が 「ごめんな。ごめんな。」と語りかけながら犬から引き離して行くのを見て、犬がつながれたまま子供を追うように吠えてるのを見て、大泣きしました。
多くの人命が失われているのに不謹慎な、たかが犬じゃないか、と思う人がいるのを承知で書きますが、赤ん坊の頃から私がこの手で育てて抱いて寝てる犬です。
「犬だから」と置いて避難することは出来そうにありません。
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