黒ラブ日記








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2004年07月04日(日) 第328話 ノアの世界の移り変わり

毎日毎日 散歩・昼寝・ご飯・夜寝の繰り返しをしているノアだけど、
ノアの世界は少しずつ変わってきている。


初めての散歩で、初めて犬社会の挨拶をしてくれた、
アメリカン・コッカーのミック君は、11歳になって全く吠えなくなった。
ノアを見ると必ず盛大に吠えながら挨拶をしてくれてたのに。


出合ったとき、ノアはミック君より小さかった。
今では3倍近い体重となり、見掛けも優に2倍はあるノアだけど、
いまだに会うと子犬のころに戻ってミック君に甘えている。


「年取っちゃってねえ、もう吠える元気はないみたいよ。
 目も見えなくなってきてるし。」
・・・・そっかあ。なんだか寂しいなあ。。。
それでも毎朝すれ違えることが、嬉しい私とノア。


ノアよりも2歳ほど年下のやはりアメリカンコッカーの男の子は、
子犬時代、会う度に(遊んで〜遊んで〜!)と甘えて、
ノアがいっぱい遊んであげてたんだけど、
2歳になった頃から急にガルガルとどの犬にも言うようになってしまった。


何度かものすごい勢いで吠え付かれて以来、ノアはその子を無視するようになった。
それでも嫌ってはいないのは、子供時代を知ってるからだろうか。


ノアがお母さんに甘えるように慕っていたベティちゃんは、
お星様になって2年がたつ。
ノアはいまだにベティちゃんのいたガレージを散歩の帰りに覗いている。
見るたびに私は涙ぐんでしまう。


ずっとずっとノアが愛想を振りまいていた巨犬の老シベリアンハスキーは、
最近姿を見なくなった。
散歩に出られなくなったんだろうか。
はるかかなたからでもそのハスキーのことだけは見分けていたノアだけど、
彼に会えなくなってることに、気づいているだろうか。


4年前、12歳だといっていた黒ラブの女の子は全く姿を見なくなった。
元気でいるだろうか。。。。


新しく朝の公園に仲間入りをしてきたシェパードのエマちゃんは、
ノアを見ても吠えなくなった。
ご主人曰く「やっと犬慣れした」そうである。
ノアを見るといそいそと寄って来て、丁重にノアの口周りの匂いを嗅ぎ、
(遊んで!?)とお尻を高くして尻尾を振って甘えてくる。


そして、会う度にほんとにラブラブで
見てるわたし達が恥ずかしくなるほどいちゃいちゃする黒ラブのインディ君とは、
今朝もラブラブだった。
半年だけ生まれが早いインディ君とは、この先も一緒に仲良く、
ノアと一緒に年をとっていく仲間かと思うと、私も嬉しい。


このほかにもずっとノアを敬遠し続けてるパグの茜ちゃん(笑)、
おうちの前を通り過ぎるときだけ一声かけてくれる近所のシロちゃん。
ノアに片思いの黒ラブのジョン君。
幼馴染のヨークシャーテリアのクッキーちゃん。。。。


他にもいっぱいいるけど、みんな、みんな、ずっとそばにいて欲しいノアのお友達だ。
ノアの世界は少しずつ移り変わってメンバーも入れ替わっていくけれど、

ノア、お前はいつまでも健やかに、ここに、私のそばにいてね。。。


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  如月 [HOMEPAGE]

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