2004年07月01日(木) |
第327話 森林公園の三毛猫 |
昼間、散歩に行く森林公園に最近、華奢な三毛猫が住み着いている。
このミケコさん(如月命名)、野性味に欠ける。 公園で散歩する人の脚に絡みつくようにどこまでもくっついて歩いたり、 公園でランチする人の足元でおなかを出して寝っころがってたり。
ノアを見つけても逃げない。 年取った経験豊富な猫なら(つながれてんでしょ?)とばかりに逃げないけど、どうやらミケコさんはそんな知恵があるわけでもなくボーっとしてる。
ノアは大興奮で追いかけようとするので、私としてはさっさと隠れるなり逃げるなりして欲しいんだけど、身構えるわけでもなくボーっとしてる。
先日は道の脇にたたずんでいるミケコさんに私が気がつかず、ノアがいきなり脇に向かってダッシュしたので慌てて腰を落として引っ張ったら、そこにはミケコさんがいた。
相変わらず逃げないミケコさん。 ノアとの距離はわずかに30センチほど。 ノアは、近寄ったのはいいけど相変わらずどうしていいのかわからずにハアハア言って尻尾を振っている。
ミケコさんはといえば・・・・ ものすごく弱弱しい猫パンチを3回ほど繰り出しただけ。 一応「シャーッ!」なんていってるけど、気迫が全然ない。
ノアは「だめ!帰るよ!」と叱って引っ張ったら、振り返り振り返りミケコさんから離れたけど、大丈夫なのかなあ、ミケコさん。 あんなんじゃ、いつか犬に襲われそうだ・・・。
ノアと仲良くなれるのならいっそ私が・・・(以下省略)
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