「にこにこばかりもしてられない。」
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おかあさんの手術の日。 朝から夕方まで5時間の手術。
昼過ぎに家族待合に行ってみると おとうさんとおとうとくんがいた。
おとうさんは朝5時半から病院にきてたらしい。 手術は10時からですおとうさん・・。 当のおかあさんにも用事はないから帰ってなさいよと言われ、 「自転車で家と病院を2往復したもんでの、疲れた。」 もう、おとうさんヨレヨレ。 ほんとにおとうさん、おかあさんいないとヨレヨレ。
おとうさんの支えは 誰よりも、おかあさんなんだなぁ、と改めて実感。 結びつきの深い縁を大切に、50年離れずに支えあって生きてきた夫婦の姿は圧巻だ。
甘いものでも食べたいかと思って持ってきたけど、食べる?とあんみつを見せたら、 「昼飯も食ってないんでの。かばんに入れといて後で食べよかの。」 と、冷たいあんみつを手帳や財布の入ってる皮のかばんにしまおうとした。
もしおかあさんが横にいたら、 そんな冷たいもんと一緒にしたらあかん、と叱られるに違いない。 叱られて、ほんじゃ持っといてくれさ、とか言って、おかあさんに持ってもらって、 あんみつが冷たいうちに「いただけるセッティング」をおかあさんが整えて、 おとうさんは冷たいあんみつを「うまいのぅ。」と食べる絵が見える。
おとうさんを支える手を 家族ができるだけたくさん出さないとね。
それでもおかあさん一人の手に代わるものにはならないけれど。
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