Mimi の映画感想記

2006年11月20日(月) ピンク・パンサー

ピーター・セラーズの傑作コメディ映画ではなく、焼き直しでスティーブ・マーティンが主演したピンク・パンサーである。
オープニングは旧作と全く同じ、カートゥーンでピンクパンサーが優雅に歩き、クルーゾー警部が散々な目にあう。
もちろんテーマ曲はヘンリー・マンシーニのあの曲である。

しかし、大粒のダイヤに「アフリカの星」とかつけるのはなんとなく想像もつくが、「ピンクの豹」なんて、すっごく洒落てて素敵よね〜〜!!
そして映画はこれ以上無いくらいのドタバタスラップスティック喜劇なのだ。
これまた洒落てるというのかなんというのか。
「ああ〜〜、やると思った〜〜〜っっ!!」
というくだらないお約束ギャグの連発で、ちょっとでもしらけて見てしまうともうどうしようもないという世界。
すっかりハマりきってバカみたいに笑うのが正しい鑑賞法。

スティーブ・マーティンは良く頑張ってたし、脚本も結構面白かったと思う。
しかし本物のフランス人であるジャン・レノの方が英語に訛りが無くて聞き取りやすかったのには笑った。
ジャン・レノの貴重な全身タイツでの阿呆踊りも見られる点はすごい。

ビヨンセ、かっこいいなあ〜〜〜!!!
グラマラスでボリュームがあってほんとにセクシー。

ケヴィン・クラインは悪役だったけど最後はあまりにひどい目にあいすぎててちょっとかわいそうだったかも。

何も考えずに軽く見られるコメディで面白かったが、でもやはりピーター・セラーズのあのナンセンスさにはかなわなかったような気がする。


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