2006年11月22日(水) |
Rumor has it |
ジェニファー・アニストン主演 ケヴィン・コスナー、シャーリー・マックレーン他。
出演者が好きな人ばかりだったので借りてみた映画。 パサディナの裕福なおうちに生まれた長女(ジェニファー)が、ふとしたことから「あの名画『卒業(ダスティン・ホフマン)』は、どうやら実話がもとらしい」と言ううわさ(Rumor)を小耳に挟む。 そして自分の母がかのエレンであり、祖母がミセス・ロビンソンであるらしいと気づいて・・・・というところから話が始まる。
これは、なかなか面白いアイディアだと思った。 私自身は「卒業」を一度見ただけで、それもかなり以前だし英語もわからない時だったので、一体何がそんなに名作なのだかさっぱり理解出来なかったのであるが。 アメリカ人なら大抵の人が「ああ、あの映画ね〜」と共通体験として語れるだろう。
ミセス・ロビンソンであるらしいぶっとんだ祖母がシャーリー・マックレーンというのも笑ってしまった。 いいのよね〜この女優さん。大好きなんだ〜〜。
エレンである母親は既に亡くなっていて出てこない、というのもいい。 イメージ壊れないから。
そしてダスティン・ホフマン演じたベンである原作者というのが・・・ケヴィン・コスナー。 IT長者でめちゃお金持ち、妻を亡くした独身というのもこれまた美味しいシチュエーション。 女の子の憧れなのかねえ、こういうのって。 あ、ちなみに舞台は1990年代、クリントン大統領の時代である。
コスナーを見たのは本当に久しぶりだったのだけど、意外と良かったなあ。 チャーミングでかわいかった。 この役、いかにもリチャード・ギアあたりがやりそうなんだが(ジュリア・ロバーツと共演したプリティ・ウーマンのあの男みたいな)それだとちょっと生々しいっていうかくどいっていうかね・・・・。 コスナーは割合あっさりしていて、祖母・母・長女と寝てしまうというとんでもない役柄の男なのにそれほど嫌味でなかったので○。
映画というよりはテレビドラマ、って感じの軽いお話だったのだが私は楽しめた。 最後はかなり無理やりなハッピーエンドだったので男性諸氏はつまらないかも。
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