2005年09月18日(日) |
チャーリーとチョコレート工場 |
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演。
このお話、私は日本語訳の「チョコレート工場の秘密」というので小学生の頃に読んだ。もともとチョコレート大好きな事もあったがあまりに奇想天外な工場の中の仕組みにすっかり魅了され、何度も何度も本当に覚えてしまうまで読み返したものだ。 チョコレートの流れる川、くるみを上手に剥くリス達、陽気なピグミー達・・・。 それが映像として目の前に現れるなんて!
ところで最近末妹がナナのために、英語版の文庫本で「チョコレート工場の秘密」を買ってくれた。 てっきり原作の「英国英語版」だと思ったら、主人公チャーリーが雪の中で拾うお金が「1ドル紙幣」になっていたのでこれは多分米国版なのね。 ハリー・ポッターもそうだが、同じ英語だからそのまま出版されるのかと思いきや英国版と米国版では違うのだ。英国製の子供向けドラマやアニメなんかも米語に吹き換えてあるが、それだけ違う言語になってきているってことかな。 ちなみに私の記憶にある「チャーリーが雪の中で拾ったお金」は、「半クラウン銀貨」である。 日本語版では今でもそうなのかと思って今日ふと本屋で見てみたが、今の版では「50ペンス銀貨」となっていた。厳密にいうと半クラウンは50ペンスではないんだけどね・・・・まあそう言わないともうわからないってことか。
閑話休題。
映画館では入場の時に注意書きのチラシを手渡された。 何かと思ったら 「演出のため館内にチョコレートの香りが流れます。 チョコレートにアレルギーのある方や、途中で気分の悪くなった方はお申し出下さい」
・・・へえ。そういえばそういう「香りのビジネス」があるって、こないだラジオで聞いたな。 どの場面で香りがするんだろう。わくわく。
結果から言うと、確かにチョコレート「もどき」な香りは漂ったのだけど、 本物のチョコの香りからはほど遠く、なんかあまり足しになってなかった感じ。 あれじゃ、駄菓子のチョコを思い出してしまうわよ。
映画は期待通り面白かった。 ジョニー・デップが妙でヘンテコなウィリー・ワンカにぴったりで、すごく良かった。 ほんとに上手い役者だな〜。
ところでアメリカには本当に「Wonka」というブランドのお菓子メーカーがあるのだが、それはこの作品から取ったのかしら。
子役達が皆芸達者で、原作のイメージにも良く合っていて感心。 主役の子もかわいかった〜〜〜〜!!
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