Mimi の映画感想記

2003年09月10日(水) WASABI

わざわざこっちに書くほどのもんでもないとは思ったが・・・・
でも結構ツッコミどころ満載だったので。

リュック・ベッソン制作、ジャン・レノ主演のフランス映画でなおかつ広末涼子が起用されたってことでもう「日本で売れればいいや〜」式の駄作だったことが見る前からまるわかり。
ケーブルTVでたまたまやってたので見始めたら、あまりのくだらなさに大笑いで結局最後まで見てしまった。

日本ではなんて紹介してたのかと検索して見てみたら

「ジャン・レノ主演のアクション映画」

・・・・ってそりゃ違うでしょ。

これ、コメディよね?

香港映画テイスト満載の、ワイヤーアクション使いまくり。
マグナムで撃たれたヤクザの親分(顔にあんなキズのあるヤクザなんているかっ)が2メートル以上後ろにふっとんだり、ジャン・レノに蹴られたチンピラはキャット空中3回転(わかる?)を決めてガラスのショーケースにクリーンヒット!
ゴルフ練習場での立ち回りではなぜかヌンチャクまで出てくるし。

こないだ見たジャッキー・チェンのドキュメンタリー番組を思い出してしまい、笑えるったらなかった。
この人達、ジャッキーのチームのスタントマンなんじゃないの?

もうひとつ笑えるのは、成田空港の入国審査から街中の銀行窓口から弁護士にホテルマンに警察官、はては前出の顔にキズのあるヤクザの親分までが流暢なフランス語を喋ること。
えらく学のあるヤクザやさんですの〜〜〜。すごいねえ。

広末涼子も一生懸命フランス語喋ってたけど、あんな阿呆そうな若い女の子でずっと日本で暮らしてたガキがフランス語なんか喋れるかっ!

良かったのは共演のミシェル・ミューラー。
この人がうまかったのでなんとか映画になってたって感じ。



結論。
単なる日本観光お笑い映画だと思って見るべし。
最高よ。


 < 過去  INDEX  未来 >


Mimi [HOMEPAGE]

My追加