徒然なるままに・・・



MIDI素材は “My Favorite Tastes!” クリップアート素材は から頂きました。。

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2006年08月21日(月) 帝王切開

盆の帰省で姑がとうとう言ってしまった

「ひとりくらい産まないと」
「なんで産まない」

「帝王切開でもええから」


14日の夕食を終え、まだテーブルについていたのは
私と姑のふたり・・・
ダンナは2mか3m後方にいた

義妹に去年子供が出来た
可愛くてしょうがない、ジジバカ・バババカの最上級のよう
で、「内孫」が欲しいわけである

今は、正直もう産む気はない 来年40だ
30越えたら色々問題が起こるってのは、医学上明らか
皆、易々と「全然大丈夫」なんていうが
誰の体やと思ってんねん!?
ましてや“帝王切開でも”とは、私は何なんだ?
それでも35までは産む気、というより産まなアカンねんやろな
そんな感じだったのだ
できなかっただけである

できないもんは、産むことも、帝王切開もしようがない!

そして、私が悪いわけでも、ダンナが悪いわけでもない

話は戻すが、その夕食の席での姑は執拗だった
最初は「いえいえ、もう私は・・・」的にとりあえず
事を荒立てず・・・って感じだったが、もう我慢ならん
さすがに「あきらめて下さい」と言い放った

これ以上は無理と思ったのか(実は最初の方は聞いてなかった模様)
それとも、私が本気で反撃にでたら・・・とおびえたのか
ダンナの友達と会う予定の時間より早かったが
「そろそろタクシー呼ばないと」ってことで
ダンナが止めに入った形ではある

食卓を離れて、ダンナの方にいったら涙がこぼれはじめた
さらにタクシー待ちに外に出たときは、もう号泣だった

たまらず実家の母にメールした
母の返事は
「人の気持ちのわからぬ人間など 捨て置け」
いつも帰省するとボヤクわけではあるが
泣きのメールを入れたのは初めてだったので
さすがに親も「これはいつもとは違う」と思ったようだったし
両親は“うちの子だけが悪いワケじゃないだろ!”と
正直怒っていたそうだ
そうなのである、大抵の男の方の親は
自分ちの息子が悪いはずがないと思っているのだ
悪いのはいつも嫁・・・

翌日、ばあさまの三回忌を済ませば、帰れる
しかし、もう私は姑に対して笑顔を作るのすらできなかった
客人には笑顔を振りまいても、姑には1度として笑顔を見せず
問いかけにのみ返事だけして乗り切った

その間、ダンナは姑には何も言ってはくれない
自分の親にはほとんどなにも言わない人間である
私をなだめすかすのが、精一杯・・・
でも「アナタが言わないと、また言われる」のだ

姑は自分が悪いことをしたなんて、みじんも思ってもいないだろう

「子供がデキない」ことを、言葉にして責め立てたことは
ない姑がとうとう言ってしまった
そりゃ、心にはずっと思ってきたことだろう。でも

言って良いことと悪いことがある

結婚して13年、子供がいないってことは何か理由がある
そこをどうして思いやれないんだろう
不妊症に苦しむ人が、言葉の暴力に苦しめられたり
大変な思いをしているとあれほどメディアなどで報じられていても
それはヨソの話で、自分ところとは関係ない話なのか?

私は一生許さない


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