岡本篤志、プロへ - 2003年11月19日(水) プロ志望選手にとっての運命の日の今日、ドラフト会議が行われた。 六大学では早大から4人、明大からも4人、法大から1人の計9人が指名を受けた。その中に、僕が応援している選手の一人、岡本篤志の名前があった。 西武からの6位指名。以前から西武が興味を示しているという記事を読んでいたので、予想通りではあった。しかし、素直に嬉しかった。 欲を言ってしまえば、中日に行ってほしかった。明大から中日というお得意ルートを考えれば、現実的に十分に可能だと思っていたが、最後まで「岡本が中日へ」という情報は耳に入ってこなかった。岡本の他に明大から3人の選手が指名を受けたがヤクルト、横浜と、いずれも中日以外の球団からの指名。中日が星野イズムを継承しているのであれば、間違いなく今年の明大の4選手いずれかを指名したと思われるが、それがなかった。明大から中日というルートは崩れつつあるのか。 法大の新里が近鉄から指名されたのも個人的に嬉しかった。僕は数回、新里に取材させてもらったことがあるが、リーダーシップもさることながら、人間的にも非常に魅力的な人だ。課題のバッティングを克服し、プロでの飛躍を願っている。 全国に何万といる野球人の中で、選ばれし者だけが集うプロ野球。4年前の夏、四日市霞ヶ浦球場で泣き崩れた岡本はついに、プロの世界に飛び込む。 -
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