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「落合監督」への疑問 - 2003年10月06日(月)

今日は去年、学内のある講座で共に勉強した先輩達との飲み会があった。メンツは何気に結構すごい。先輩達の就職先内定祝いも兼ねていて、講師の方と学生10人程だったのだが、内定先が共同通信社(記者職)、朝日新聞社(記者職)、スポーツニッポン新聞社(記者職)、そして講師の方が読売新聞社の編集委員と、記者志望の僕にとってはかなり刺激的だった。先輩達は特に強烈な個性がある、といった感じではないのだが、地道に努力を重ね、内定を勝ち取ったという感じの方々ばかり。先輩と話をしていて僕も頑張んないとなと改めて思った。

話は変わるが、中日の監督に落合博満氏が決定的となってきた。落合は選手時代の実績は申し分ない。しかし、監督としてははたしてどうか。確かに、カリスマ性があり球界の話題性を引き寄せることができるだろう。選手時代の実績もあるため、選手達は監督に耳を傾けるだろう。しかし、「オレ流」を掲げる落合が、コーチ間、選手間でうまく信頼関係を築くことができるであろうか。チームが強くなるにはまずはチーム内における信頼関係ありき。選手としては「オレ流」や「一匹狼」系のスタイルを貫き、大成することは珍しくない。それは要するに、そのチームの監督がその選手の性格をうまく把握し、うまく信頼関係を築いているからこそ、その選手はチームの一員として機能しているのである。監督が、チーム内における信頼関係を大切にしているからこそ、選手の「オレ流」、「一匹狼」スタイルが容認されるのである。

「オレ流」を貫く落合が、「オレ流」を貫く選手とうまく信頼関係を築くことができるのか。僕は疑問に思う。


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