17番の日記...17番

 

 

強い早稲田 - 2003年05月20日(火)

昨日、岡本投手についてあんだけ語っときながら、結局大学の授業を選択してしまった。僕の本分は学業。客観的に見たら間違った選択ではなかった。授業料は全て親に頼っている。本来なら選択なんてできる身分ではないのだ。しかし、将来、なんの役にもたたない講義を聴いてるのと、神宮で試合を観戦し、自分自身の視野を広げるのとでは、はたしてどちらがこれからの自分のためになるのか。まあ、こんな事は考えたって仕様が無い。結局は個人の価値観の問題だから。要するに、今日は試合を観に行くべきだった、これが言いたいわけです。だから、秋季リーグでは絶対に岡本を観に行きます。

今日の早稲田対明治は好ゲームだった。結局、明治は一場が先発し、岡本は八、九回に登板しただけだった。試合の方は、早稲田の四番・比嘉が決勝2ランを放ち、先発・清水が好投。4対3で明治を振り切った。明治は先発・一場の不調が誤算だった。もし、岡本が先発していれば、と考えるのは単なる結果論だが。

これで早稲田は春季リーグ優勝が目の前に見えてきた。最終週の早慶戦で早稲田が勝てば文句なしの全勝優勝。もし慶応が2連勝したら慶応の逆転優勝。しかし、現実的に考えて今の早稲田に連勝するのは非常に厳しい。エース清水は試合を重ねるごとに調子を上げており、今日の明治戦でも完投勝利。コンディション調整が難しいとされる三回戦での完投勝利だから調子の良さがうかがえる。二番手の越智大祐も二年生ながら昨年の神宮での経験を活かし、好投を続けている。控えには昨春のセンバツ優勝校報徳学園から鳴り物入りで入学した大谷がいるという早稲田の豪華投手陣。うちの大学の監督からため息が聞こえてきそうである。
一方、早稲田の打線の方は、これまたタレントが揃っている。リーグ戦の第6週終了時点の個人打率成績で上位20人以内に早稲田の打者が実に7人も占めている。これは凄いことだ。クリーンナップが上位を占めるのはわかるが、なんと打率2位は六番打者の由田(.417)。早稲田打線の層の厚さを示している。去年は大学レベルに慣れるので精一杯だった武内も好調だ。打率.412と、あの高校時代の爆発的なバッティングが戻りつつある。一番・田中、二番・青木の出塁率は六大屈指を誇っている。三番・鳥谷は安定感抜群で常に打率3割台をキープ。四番・比嘉は今日も決勝ホームランを打ったように、勝負強いバッティングが光っている。この打線は相手投手にとって脅威以外の何物でもない。
個人的に応援しているのは武内。武内が智弁和歌山高校二年時に出場した夏の甲子園で、柳川高校の香月から放った弾丸ライナーのホームラン。あの打球の弾道は今でも僕の目に焼き付いて離れないでいる。神宮のスタンドにもあの弾丸ライナーをぶち込んでもらいたいと期待している。

今日は大学内のとある選抜試験の合格者発表があり、無事に合格することができました。今年度は目標を具体化する一年として頑張りたいと思っています。


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