「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2000年12月24日(日) 親族クリスマス会

お義父さんが、去年、突然クリスマスにはまった。
たぶん、アメリカに旅行したので、
そのときにスイッチが入ったものと思われる。
2メートルを越えるツリーを飾って、
親族クリスマス会を催すことになった。


おとーさんは、とってもいい男で、
私はどっちかというとひげ長男よりこのおとーさんに惚れている。
わはははは!
そのおとーさんが発起人なんだから、
次男の嫁、おお張りきりである。

おかーちゃんが楽しそうなので、
モックンとミーと、マルも朝からテンションが高い。
モックンたちの楽しみは、パーティよりも、いとこ達と遊べることだ。

いとこのかっちゃんとあやちゃんは、気持ちのやさしい子達で、
うちのオチビたちが、わけもわからん頃から、
ほんとによく一緒に遊んでくれた。
今日もうるさがりもせずに、
くどいくらいおんなじ遊びを要求するやつらに付き合ってくれる。

モックンはかっちゃんが今はもう遊ばなくなったおもちゃに夢中。
ミーは、かっちゃんに貸してもらったぬいぐるみを抱きしめて、かっちゃんにーちゃんのそばを離れない。
マルは、わが道。
ヨソのおもちゃはものめずらしいので、かたっぱしから、出しては検討。
そして、兄、姉のじゃま。ふふ。

パーティーはすごかった。
大人8人に、子供5人だ。
13人ともがナカムラさんだ。
すごいー。

おかーさんと長男の嫁と次男の嫁と三男の嫁で用意した料理が、
皿だけになる。

モックンは手巻き寿司を自分で巻いてみた。
タマゴまきばっかり。
フライドチキンは5本食べた。
豚の角煮の煮卵と、フルーツヨーグルトサラダ山盛り。

ミーはおじーちゃんとおばーちゃんの間にちゃっかり座って、
どんどんお皿においしそうなものをとってもらってる。
めちゃめちゃ満足げである。
やっぱりコイツは要領がいい!

マルは、父の隣りに座ったので、
皿の上に最初に置いた手巻き寿司からあとが増えない。
そういう時は行動あるのみだ!
おいしそうなものののってる皿を渡り歩く。
ナイス、マル!
そうよ、自分の進むべき道は自分で切り拓くのよ!
ゆけ!


食事が済んで、おじーちゃんから子供たちに、
お菓子のクリスマスブーツがプレゼントされた。
かっちゃんが開けてなめ始めた棒つきキャンディーを
全員が真似してなめる。


クリスマスプレゼントはそれだけじゃなかった。
かっちゃんと、あやちゃんが、
うちのちびたちに、おもちゃのお古をくれたのだ!
紙袋三つ分。なんて気前のいい!
このぬいぐるみって何?星のかーびぃ?だっけ?ばぼちゃん?


帰りの車で、マルはすぐ寝てしまった。

モックンは、ブーツのお菓子を物色。

ミーはふた袋分のぬいぐるみを全部狭い車内に出して、そこに埋もれて、
保育園のクリスマス会でやった劇の再現をしていた。
「お入りなさーい、かえるさん〜♪
これで、このおうちにはーかえると〜ねずみと、うさぎがいっしょにすみました〜♪」

せまっ!


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