「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2000年12月11日(月) 病児・ROUND2

昨日に続き、今度はダブルで攻撃だ!

先に吐いたのは、マル。
「・・・うえ〜ん、かーか・・・げぼぉっ!」
ひゃあ!

「おがーぢゃーん!吐くー吐くー!」
ひえええっと洗面器を持って、身構える。
でも、こちらはモノが出ない。
吐き気は強いみたいだが、実際に出てこないので、つらい。

ミーはすっかり元気で、ひとりでお着替えも済ませて、
にこにこと、「今日は保育園お休みやなぁ♪」とご機嫌だ。

寝てなさいといったのに、気分が悪くなったんだろう、マルが階段のところで私を呼ぶ。
「かーかー・・ん・・・ぐぇぼうっ!」
ひぃえええええぃ!

雑巾とバケツをつかんで、拭きながら階段を上がる。
「てって!ばっちぃぃ〜〜〜!!」
(この時期の子供は手が汚れるのを嫌がる)
「はいはいはいはい」
床を雑巾で拭いて、タオルでマルをふいて、お着替え。

「おがーちゃん!吐く!うう!」
でも出ない。
かわいそうなモックン。
むかむかがかなり気持ち悪いんだろう、「イタイイタイイタイー!!」
ひざに抱き上げておなかをさする。
「イタイとこに、こうしておてて当ててるとねー、
痛いのがとれてくんだよー。お手当てって言うのだ。」
「ふうん。」
ちょっと落ち着いた。
このままなでつづけてたら、あんがいおさまるかも・・・
わっ!やった!
「かーーか・・・」
またしても階段でマルの攻撃。

ゴン!とモックンを座布団に降ろして、バケツと雑巾。
「いてて、いていて!」後ろでモックンが呼んでいるが、置き去りだぁ!

二度、大量に吐いてしまうと、マルはけろっとして、遊び始めた。
1時間は何にも飲み食いさせたくないけど、ダメかな?
ポカリを怖々飲ませてみる。・・・・OK。
ホットケーキに手が伸びる。・・・・OK。

よっしゃぁ!ひとり終了!

残ったモックンは相変わらず吐き気の割には、モノが出ない。
台所はそのまま、洗濯も途中であきらめて、掃除は二階だけってことにして、
背中をさすり、おなかをさすり、
とにかく洗面器とともにスタンバイ。

「おかーちゃん・・のどかわいた・・。」
ポカリをコップにいっぱい飲んだとたんに、吐いた。

吐いたとたんに、
「はぁああ。終わった〜〜〜。」
と彼はのたまい、
オニのいぬまに傍若無人なふるまいをしていたミーに最初の制裁を発動した。
「このビデオ、僕、もう見たくない!」
「ミーちゃん、見てるのっ!」
「つまらん!替える!」
「やーーーっ!」
「僕のブロック、返して!」
「やーっ!ミーが使ってたのっ!」
「ぼくがつくったんやんか!」
「とらんといてっ!おがーちゃんっ!!」


バトルは「標準」のレベルに戻った。

ほめて!だれかわたしを!!


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