象印。 - 2002年01月20日(日) 夜、散歩がてらに行った近所の小さい図書館。 いつも見るのは雑誌コーナーの「装苑」なんだけど そこに来てる人たちって一風変わった人が多い。 隣には「暮らしの手帳」とかをイスに何冊も重ねて 更にあちこちフラフラしている割烹着を着ているおばちゃんだった。 みんな孤独そうだけど生活を楽しんでいそうな感じ。なんとなくそんな感じ。 帰り道に2.3年前にできたリサイクルショップがある。 小さくてあまり目立たないお店なんだけど 店構えにお店の人の良さがどことなく感じられる店。 昭和好きな私にとってこういう店ってたまに掘り出し物があったりする。 その小さな店内を一個一個見て歩いてたらお店のお兄ちゃんと目が合って 軽く会釈する。ほんとに人の良さそうな笑顔だ。 きっと親子なんだろう。お父さんと一緒にTVを観て笑ってる。 そんなこと思いながら商品を見ていたら すごいものを見つけてしまった。 「象印の魔法瓶」であーる。 昭和ノスタルジーもいいとこの年代モノだ。 可憐な花柄の胴体に口先は流線型のパカッと開くやつ。 先日から「ポットあると便利だなー。」と思っていたのだ。 コーヒーなどを飲むときは毎回少量のお湯を沸かすから必要はなかったのだけれど たまに2階でおこたに入りながらTVでも観るかってときに ポットがあると便利かなと思ってたんだ。 ほら。丸い木のお盆にお煎餅とかみかんと急須に湯のみのせて。 もう片手には熱いお湯を入れたポット。 そんなとき、電気コードのついている普通の現代的なポットじゃ味気ないでしょ? やっぱ「魔法瓶」でしょう。 うーん。私の描いていたポットにぴったり♪ もう見つけたときは思わず笑っちゃいました。 お金払うとき「すごいですよねーこれ。昭和30年代ですよね。これ。」 ってニコニコ言ったらお兄ちゃんが「なかなか売ってないですよ。」って ニコニコ言ってた。 ちょっとヘコんだところがあったらしく180円オマケしてくれて 消費税含み840円でした。 これがD&DEPARTMENTだったら4500円くらいしたかもしれないね。 うれしくて思わず携帯で写真とってMに写メール。 でもそんな時間にメールしたからバイトが休みだって気がついて 返事がないのは怒ってるからかも。 それでも素敵な魔法瓶。 昭和な我が家にすっかり馴染んでます。 命名は「葉子」 性格は熱しやすく冷めやすい。 ...
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