2004年07月09日(金) |
スリーピーお星様になる |
ここ数日、両手をだらりと伸ばしきったまま 力無くただ横たわるだけのスリーピーだったが
昨日はずっと閉じたままだった目をぱっちりと開け 口を何度かパクパクしてみせて 心配する私たちを喜ばせてくれた
夜ご飯を食べているとき瑞穂が大声で叫んだ 「 スリーピーがひっくり返ってる! 」
驚いて見に行くとスリーピーが白いお腹を見せて仰向けにひっくり返っていた 慌てて抱き起こし元の形に戻したのだが 「 どうやってひっくり返ったの?壁登ろうとしたん? 」 「 それだけ元気になってきたんか? 」
そのあともずっと伸ばしきったままだった両手を 元気だった頃のようにあごの下で組んで見せたり
脇腹をつつくと 「 やめてよ!くすぐったいじゃない! 」 と言わんばかりに つつかれた方の脇腹をぺこんとへこませて見せたりと
見るからに快復に向かっている様子だったが
そうなると 「 またいつひっくり返るか分からへんやん 」 と心配で 夜中何度か目を覚ましスリーピーの様子を見に行ったりもした
そして今朝 「 もう起きてるん? 」 とお目々ぱっちりのスリーピーの脇腹をつつくと お尻からピュピュッ!とオシッコが出てきて もう一度つついてみるとまたオシッコが出てきて 「 お腹パンパンやから全部出してしまおな 」 と何度もつついてやっていると その度にオシッコがあふれ出し、スリーピーは見る見る細くなっていった。
その様子を見て茜はおもしろそうに笑っていたのだが・・・ 「 全部出て気持ち良くなった? 」 と私がスリーピーを抱き上げてみると もう息はなく・・・ 「 スリーピー・・・ 動かへんよ・・・ 死んじゃってるかも知れん・・・ 」
げろげえろが死んだときはみんなで大泣きしたが、今度はみんなしばらくの間無言だった 「 げろげえろが迎えに来たんや 」 「 げろげえろと同じ、すごくかわいらしい顔してる・・・ 」
子供達が学校から帰ったら、げろげえろのお墓に一緒に入れてやろうと思う スリーピーが具合悪くなってから毎日学校から帰ると真っ先にスリーピーを覗きに行き 数十分おきに温度チェックをして 色も形もスイカそっくりになってダラリと横たわっているだけのスリーピーに 「 スリーピーはかわいいなぁ (^^) 」 と語りかけていた子供達
その子供達と、最後のお友達となった王様に見守られて スリーピーはげろげえろのもとに行きます
「 スリーピーありがとう! (^▽^) 」 そう言ってみんなで笑顔で送ってあげないとね (^^)
これは動物病院に行った日のスリーピー 右手で 「 ピース 」 してるでしょ(笑)
最後に・・・ 短いおつきあいでしたが、とても良くしていただいた フォーゲル動物病院 の方々に 「 先生のご指導のおかげで、スリーピーは残された日々を快適に幸せに過ごすことが出来ました。 ありがとうございました 」
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