川底を流れる小石のように。 〜番外編〜 海老蔵への道!
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今日は團パパの退院会見の日と聞いて、 朝、ワイドショーの録画予約をセットして出かける。
昼休み、遠く北の友や、実家の母や、会社でランチ中の友達からドコドコ、メール。 「えび父、元気そうだった!」 「帽子かぶってたけど、声もはっきりしっかりしてた」 「えび父、髪がなくなったら息子そっくりだー」 「すごく元気そうで、パリに意欲満々だ!」 「少しやせたね」 「ニット帽、息子のか?」
休憩時間は、テレビもラジオも無い環境のオレだが、 まるで会見を見てるような気分に。 ありがとー。
帰宅後、録画チェック! おお、とれてた。
よくぞご無事で!
でも、でも、 元気そうだし、 声も大らかで、話の中身はやっぱりパパなんだけれど、 やはり、辛かったであろう五ヶ月の闘病が隠しきれないように見えた。
なんというか、一度果てまで旅して、越えて戻ってきた人の凄みみたいな。 10年以上前に、母が癌にかかったことがあり、 やはりその時、こんな目をしていたなと思い出す。
ともあれ、顔が見られて、声が聞けて、嬉しかった。 おかえりなさい!
その後、母の癌は、我が家に大きな変化をもたらした。 父が別人のようにかわり、家族のつながりが、しっかりした。 今、手をのばせば届くところにいてくれる人が、 本当はどれだけ大切か、わからせてくれた。
平凡な自分の家と比べるのもなんだと思うが、 堀越家にとって、この度の團十郎さんのご病気は、 良い方向へのターニングポイントとなってくれますように。 もう、あまり無理せずに、いつも大きな笑顔見せていてください。
会見動画。 そして慣れないニット帽のしたは。 パパったら「ああ、いいなぁ」って・・・。 一緒に偶然録画されていた、今、心うばわれているもの。 「それ、おやつ?」(一番右の) これ見る度に、かわいくてかわいくてとろけそうになる。
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