川底を流れる小石のように。  〜番外編〜  海老蔵への道!
もくじを見てみるひとつ前現在に近づいてプチ画像日記


2004年10月01日(金) ☆おかえり☆

 今日は團パパの退院会見の日と聞いて、
 朝、ワイドショーの録画予約をセットして出かける。

 昼休み、遠く北の友や、実家の母や、会社でランチ中の友達からドコドコ、メール。
 「えび父、元気そうだった!」
 「帽子かぶってたけど、声もはっきりしっかりしてた」
 「えび父、髪がなくなったら息子そっくりだー」
 「すごく元気そうで、パリに意欲満々だ!」
 「少しやせたね」
 「ニット帽、息子のか?」

 休憩時間は、テレビもラジオも無い環境のオレだが、
 まるで会見を見てるような気分に。
 ありがとー。

 帰宅後、録画チェック!
 おお、とれてた。

 よくぞご無事で!

 でも、でも、
 元気そうだし、
 声も大らかで、話の中身はやっぱりパパなんだけれど、
 やはり、辛かったであろう五ヶ月の闘病が隠しきれないように見えた。

 なんというか、一度果てまで旅して、越えて戻ってきた人の凄みみたいな。
 10年以上前に、母が癌にかかったことがあり、
 やはりその時、こんな目をしていたなと思い出す。

 ともあれ、顔が見られて、声が聞けて、嬉しかった。
 おかえりなさい!

 

 その後、母の癌は、我が家に大きな変化をもたらした。
 父が別人のようにかわり、家族のつながりが、しっかりした。
 今、手をのばせば届くところにいてくれる人が、
 本当はどれだけ大切か、わからせてくれた。

 平凡な自分の家と比べるのもなんだと思うが、
 堀越家にとって、この度の團十郎さんのご病気は、
 良い方向へのターニングポイントとなってくれますように。
 もう、あまり無理せずに、いつも大きな笑顔見せていてください。

 会見動画
 そして慣れないニット帽のしたは。
 パパったら「ああ、いいなぁ」って・・・。
 
 一緒に偶然録画されていた、今、心うばわれているもの。
 「それ、おやつ?」(一番右の)
 これ見る度に、かわいくてかわいくてとろけそうになる。

 

 


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