川底を流れる小石のように。 〜番外編〜 海老蔵への道!
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前日から風邪。 飲んだ薬はあんまり効かなかった。 朝の分を飲んでしまうと居眠りの心配があるので、薬中止。 のど飴確認、鼻水止まれ!と念じつつチーン!と鼻をかんで出発。 一昨日よりはスムースに演舞場到着。 今日は一等席。 4列目ではあったが、上手よりだったせいか期待したよりは見づらい。 初日から比べると新のお芝居の細かなところがあちこち掘り下げられており、 ほっとしたり嬉しかったり。 間近で見ると格好良すぎて、木原敏江の時代物マンガみたいだ。 どこまで美しくなってしまうんだろうこの人。
昼は気分を変えて、外に出た。 演舞場のお向かいの宮本亜門の実家だという喫茶店で、 大勢のサラリーマンに混じって日替わりランチ。
二日目からはカーテンコールをすることになったと聞いてた。 巌流島の決着が、一瞬でついてしまうので、 幕切れがアレ?ってかんじだったせいだろう。 歌舞伎でカーテンコールって珍しいけど、嬉しいからヨシとする。
帰り道、また新之助のママを見かけた。 そうか、あの着物の色、初日も同じような色の着物を着てたけど、 あれが海老色なんだなー!と遅まきながら合点がいく。 海老蔵襲名まであと半年だからね。 着物の着こなしがビシッとしていて、品があって似合ってた。 しかも海老色のケリーなんか持っちゃって、 それがまた似合うのが凄い。
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