なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
ダブリンでは、例年同様本日よりOperation Free Flowが始まりました。平たく言えば、年末年始の交通渋滞緩和を目的としたプロジェクト。実際この時期シャレになってないんですよ。なんちゃって仏教徒の私にはわからない世界ですが、クリスマスはこの国の人々にとって何よりも大切なイベントらしく、聖書のどこにそんなことが書いてるか聞いてみたいものですが、この時期になると、クリスマスプレゼントを買うために街は上野のアメ横並みまでとは言いませんが、かなり混みあいます。 Operation Free Flow始動。150名の新人警官が、交通整理に当たる …だそうです。さすがはアイルランドの警察。クリスマス期がいかに大変か、また、どのように扱わなければいけないかわかっていらっしゃるようです。新人警官を現場で使い、ダブリンのこの時期の交通渋滞緩和に一役買おうとは、文句なく素晴らしい考えだと思います。 そんな帰り道、Operation Free Flowに参加しているお巡りさんを見つけました。 立ってるだけ。 …ふーん、おまわりさんが道路に立っているだけで、ダブリンの渋滞は緩和されるんですか。 このあと数人のおまわりさんを見ましたが、例外なく、突っ立っているだけか、同僚とおしゃべりされていた模様。 これから寒くなりますが、どうか、ダブリンの交通渋滞緩和のためにも道に突っ立てってくださいね(はあと)…って、これで終わったんじゃあただのイヤミだな。 実際のとこ、おまわりさんが突っ立っている効果ってのはある程度あると思います。たとえば、一部のアホな運転手は交差点の真ん中でほかの交通をブロックして止まったりするんですよね。そういうのが減れば確かにある程度の効果はあると思う。それに、下手に交通整理をするより、信号に制御させていたほうがいいってのもあるんですよね。 …少しはフォローになったでしょうか。
|