なべて世はこともなし
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2006年11月12日(日) 更新再開プレオープン:言っても言っても言い尽くせないくされEircomの悪口から

数年ぶりに友人とばったり再会したら、いったい何から話し始めますか。ちょっとたとえが違うかもしれませんが、でも、まあ、そんな感じです。はい。途中1回の更新を除き1か月にわたりホムペの更新を放置し続けていましたが、更新再開です。本日は、店で言えば、「プレ新装開店オープン」と言った感じでしょうか。


更新が止まっていたのは、何度でも言いますが、くされEircomのせいです。引っ越して以来このくされアホタレ情けないどうしようもない人をバカにしたとんでもない電話会社が電話回線を繋いでくれなかったからなのですが、…実はそれだけじゃあなかったりするわけです。


別の理由とは、愛用のコンピュータがぶっ壊れました。前に勤めていた会社がバブルの絶頂期に調子に乗ってコンピュータの無償配布というのをやりまして、その時に買ったコンピュータ。ちょっとスペックが低めのマシンをもらうこともできたのですが、わざわざ最新型のにアップグレードして、いくらかの金を払った記憶があります。


ウィンドウズ98セカンドエディション、128Mb、ハードディスク容量20GBとまあ、最新型のマシンをお持ちの方にはただのジョークですが、それでも今まで大きな問題もなく動いておりました。まあ、外付けのハードディスクをつけたらフリーズしまくるようになったとか、問題がなかったわけじゃあないんですが。とはいえ、新しいマシンを買うまでにはいたらなかったのです。金もないし


で、引っ越した後に気がついたのですが、どうやら引越しの最中に衝撃を与えたか何かで、ビデオカードがお亡くなりになりまして、使用不能に。むろん修理に出すほどの価値はなし。ノートパソコンは残ったのですが、どうもあのキーボードの幅の狭さが気になって使う気にならず、もとよりくされEircomのせいでインターネットもない…というわけで、更新する気にもならなかったのです。


ところが、神はいました。偶然にもアイルランドを出て行かれる方がいてその方からコンピュータを奪いました無償でいただきました。ありがとうございます。スペックは実は私のコンピュータとほぼ同じ。98用のコンピュータに無理やりXPを乗っけて遅いことこの上ないマシンですが、どうやら日記の更新は問題なくできそうな気配。これを使って、今後は更新していきます。


この再開にあたってまず、書かなければならないことは、くされEircomがいかにアホでどうしようもなく、無責任で、デタラメで終わっているくされ会社かということです。ちょっと、信じられますか?6週間ですよ。6週間。Eircomの一度たりとも支払いの遅れたことのない(って口座自動引き落としなもんで) 優良顧客を6週間も放置したんですよ。このバカ会社は。


話が過去数回の日記で断片的になっているので、改めて書き直すと、9月の終わりごろに私は引っ越しました。で、引っ越した先の電話が、EircomではなくSmart Telecomに接続されておりまして、問題はここから始まりました。ご存知の通り、Smart TelecomはEircomに回線使用料を払えなくなり、EircomはSmart Telecomのリクエストをすべて拒絶して、挙句にSmart Telecomの回線を停止するという手段に出ました。


結果として、Smart Telecomは個人向けの電話サービスから撤退することになったわけです(現在は、法人向け電話サービスと、インターネットのプロバイダとして再出発を図ろうとしている模様)。ほんでもって、Smart TelecomはEircomに対し、うちの電話回線を明け渡すようにEircomにリクエストしたのですが、Eircomがそれを拒否。それから、長い長いケンカが始まったわけ。


私に言わせると何のロジックもないんですよね。借金のカタ(あるいはあてつけ)にSmart Telecomのリクエストを拒否する。そんで、自分とこの客(私のことね)が迷惑をこうむるというまったく意味不明な状況。これが6週間も続いたわけです。


私だって黙っていません。最初の頃は毎日電話して、スーパーバイザーを出してケンカしたりしてました。まあ、毎日電話をしていてとことん痛感させられたのですが、Eircomという会社組織のいい加減なこと。こちとら自分の電話番号や顧客番号を全部オープンにしてるのに、こいつらはリマーク(備考)すらシステムに残さない。つまり、電話するたびに一から説明しなきゃいけない。


電話は10分待ちは当たり前で繋がらない。担当者の名前を聞けば、名前を言うことすら拒否する(「下の名前は言えても上の名前は『会社の規則につき』言えません」などとほざかれたこともある。あとは、誰に聞いても女性の名前がMaryだったのはEircomの七不思議)。担当者によって言うことがまちまち。部門間の連絡がなってないから、たらいまわしにされた挙句にどこにも行き着かない。…いちいち書くのがだるくなってきたのでやめますが、とにかく「ダメな会社の典型例」ですね。あの会社。


かくして、こりゃ埒が明かんわと監督官庁にあたるComregというとこに連絡。ここが何やらつっついてくれたらしく、ようやく先週になって「Smart Telecomが占有していた(とEircomが主張する)」うちの電話回線が開放されまして、ようやく電話が繋がるということに。で、Eircomに電話すると、


担当者(ちなみに名前はMary):「問題ないですよ(←アイルランドで一番信用してはいけない言葉)。新しいご住所は?」
私:「もう10回、いや20回以上言ってるんだけど。ちゃんとリマーク読んだ?」
担当者:「わからないから聞いているのです(←逆ギレ)」



以下、やれ電話帳に電話番号を載せたいかだとか(冗談じゃない)、支払方法はどうするかだとか前のまんまでいいと言っている私を質問攻めにする。15分後…


担当者:「それでは今回の回線接続の費用は130ユーロになります
私:「ハァ?」



キレた。Smart Telecomが回線を開放すれば費用はかからないという約束だったのになんで今になって130ユーロかかるとか言い出せるんだ?このアホタレ会社。


担当者:「はあ、『費用がかからない』とは私が言ったわけではないので。お客様の回線は12ヶ月以上使われていなかったので」


意味不明。Smart Telecomがずっと使ってたわい。


こりゃダメだと思い、Comregに電話。すると、


Comreg:「もう1回電話してみたら。別の人が出たら別のこと言われるかもよ」


…どういうアドバイスやねん。こいつらも所詮は同じ穴のムジナか。


で、翌日もう1回電話してみました。すると、今回はなぜか費用はかからないという結果に。そこにはなんの根拠もなし。強いて言えば、「アイルランドだから」なんですかねえ。Comregの対応もアイルランド的といえばそうだし、Eircomはもしかすると、別の意味でアイルランドを代表する会社なのかもしれない。一見人をナメているとしか思えないComregの助言も、実は的を得ていたと言う…もはやなんとコメントしてよいやら。


で、土曜日に、次のステップとして、インターネットに再接続を図るべくEircomに電話。土曜日は「午前9時から午後6時まで開いている」はずのサポセンに電話すると、テープで、「土日は休みでーす」とほざく。何に驚いたって、こういう事態に全く驚かないひでかすと私だと思う。


というわけで、まだ家からインターネットにはいけない状態。インターネットにちゃんと接続されて、かつ、来月の請求書が来るまでは安心できませんが、どーなりますやら。言うまでもなく、自動の口座引き落としはキャンセルして、かつ、10月分の費用に関しては一切支払い拒否をしてケンカを売る予定です。


正直言ってこれを機会に別の会社に変えたかったのですが、別の会社のいいうわさは聞かないし、なにより、新しく契約をすると、最低6ヶ月だか1年だかの契約期間があって、それが面倒なので二の足を踏んだことと、インターネット接続までに2週間程度かかること。6週間待たされた挙句にさらに2週間待たされるなんて冗談じゃないわけで。さらにSmart Telecomのようにある日突然つぶれないとも限らないというのもあり、Eircomとつきあうことにしたのですが、次はいったいどんな問題を起こしてくれるやら。とりあえず、先行き不透明ですが、更新再開です。今後ともよろしく。




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