なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
5/27の日記で、ダイエットするぞと宣言し、それっきりになってますが、実は知らん顔してやめてしまったわけではなく、現在もしつこく続いてます。もう気がつくと4週目に突入しているわけですな。あまり真剣にやってないこともあり、今のところ3キロしか痩せてません。これじゃあダメだ。というわけで、あと2キロ、果たしてどうやって落とすやら…というのが現在の私の最大の関心ごとです。 こちらは5/16と5/18の日記で書いた、迷惑電話のお話。その後も忘れた頃に電話がかかってきます。本当に受けた電話では相手が何か言うまで私は何も言わないということを習慣づけて実行してます。ただ、これをやるのもけっこう大変で、やっぱりお互いに何も言わないという沈黙に耐えるのは大変です。 さらに最近実行していることは、セールス電話と判明した時点で、今までは電話を切っていたのですが、やはり電話を一方的に切るのは失礼だと反省した結果、受話器をそのまま放置することにしました。そう、相手は私が聞いていると思って一方的に話しているわけ。猫が見ていてもテレビの視聴率は視聴率。誰も聞いてなくてもセールス電話はセールス電話。数分後に試しに受話器を持ち上げてみると必ず切れてますが(当たり前か)。 そんな折り、また電話がかかってきました。 相手:「Snigelさんをお願いします」 私:「私ですが」 相手:「実は本日は…」 またセールス電話キター! 受話器を机の上に置きかけると… 相手:「…Beaumont Hospital FoundationよりRaffle Ticketsの販売をお願いできないかと思いまして」 おっとっとっ。これはちょっと迷惑電話とは質が違うぞ。どうやら、私が過去にBeaumont Hospitalに意味もなく入院したときに得た患者リストから人に電話をしているようなのだ。 このRaffle Tickets=慈善くじをご存知のない方のために説明すると、慈善事業団体が募金集めのために一枚2ユーロ程度で「宝くじ」を売ろうとするのがこのRaffle Tickets。で、当選の金品はもちろん寄贈品。 今回の依頼主は以前私が入院したBeaumont Hospital。ここの施設改善のための募金のためのくじの販売を私に委託しようと電話をかけてきたわけ。まあ、ただ募金するんじゃ面白味がないし、射幸心を煽るやり方はこれはこれで間違ってないと思う。それに2ユーロ程度なら、まあ、協力してもいいかと思う金額ですよね。 で、まあ、ノーといえない日本人の私、ついと「やる」と言ってしまいました。この電話を受けたのがおとといだったのですが、 というわけで、この数週間のうちに私に会った人はこのチケットを売りつけられる運命にありますので悪しからず。最初の被害者はいわずもがなでひでかすでした。 で、気がつかなきゃいいのに、気がついてしまいました。 この金、持ち逃げできる。 何せ、チケットを買った人は私が金の持ち逃げなんてせこいことをするはずがないと思いますよね。でもね、この売上金を病院に送らず懐に入れたって誰にもばれないんですよね。実際。むろんそんなせこいことをするつもりは毛頭ありませんが、良く言えば、善意で成り立っているシステムだというか、悪く言えばどっか抜けているというか。 そんなせこいことを考えないようにこんなことが書いてありました。 「チケットを全部売った販売者には500ユーロがあたる抽選にエントリーされます」 …万一当たったってたぶん寄付を求められるんだろうなあ…とか思いつつも、しっかり射幸心に訴えているところがさすがというか。 はい、Beaumont Hospitalさん。がんばってチケット売るから、お願いだから救急病棟4時間待ちとかいうどうしようもない事態は改善してください。
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