なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2006年06月11日(日) |
ワールドカップ開催直前のドイツに行ってくる |
ワールドカップが開幕したようですな。前回はアイルランドも参加していたということで、結構盛り上がっていましたが、今回アイルランドは不参加。当然の帰結として盛り上がりにも欠けてます。こうなると、参加国と、予選落ちした国とのさはまさに歴然としてますな。
それに対し、インターネットを通じて見た感じじゃ、日本はもちろん開催国だった前回ほどじゃないにせよ盛り上がっているようですが。
ほんじゃ、開催国のドイツはどーなのよ…ということになるのですが、実は先週末、ドイツに行ってきました。スポーツには微塵ほどの興味のない私のこと。ワールドカップとはまったく別件ででしたが。
ちょっと脱線させてもらうと、今回からドイツへの行き方を変えました。今まではデュッセルドルフまで行き、そこからハノーバーまで新幹線だったのですが、ドイツの国鉄は割引運賃のためには早くに乗る列車を指定して予約しなければいけない(乗り遅れたら、通常運賃との差額を払うはめに)やら、万一帰りのヒコーキに乗り遅れちゃいけないとかで、空港でかなりの時間の余裕を見なければいけず、結局ハノーバーまで乗り換え時間とかを考えると6時間とか7時間とかかかっていたのです。
ところが、ルフトハンザでフランクフルト経由でハノーバーまで飛ぶと、フランクフルトで計算し尽くされたとしか思えない見事な短時間での乗り継ぎで、4時間足らずでハノーバーまで着いてしまうという事実を発見したのです。…そのかわり、運賃は今までの倍はかかりますが。
時間(ほぼ)半分、運賃倍。これをどう見るかは人によりけりだと思いますが、会社の年休もあまり残っていない私にとって、運賃倍でも会社を定時まで働いてそのままヒコーキに乗れるこの方法のほうがいいという結論に至ったのです。ほらほら航空会社さん、ビンボー人でも安ければ安いほどいいという人ばかりではないのですぞ。
と、まあ、今回初めてフランクフルトからドイツの国内線のヒコーキに乗ってハノーバーまで行ったわけ。ということはですよ、ドイツのフラッグキャリアであるルフトハンザでドイツの表玄関であるフランクフルト空港に行くということです。こと、ヨーロッパ以外からの観戦客のほとんどが来るであろうフランクフルト空港あたりはワールドカップ開催直前(ちょうど開催1週間前)でいろんな飾り付けとかしかけとかがあるに違いない…と思ったのです。
バンクホリデー前の金曜日ということで、めちゃめちゃに混んだダブリン空港を少し遅れてルフトハンザのヒコーキはフランクフルトへ。機内。何の変化なし。強いて言えば飲み物のコースターがわりの紙にワールドカップのロゴらしきものが書いてあった程度。例えばスッチーさんが関連の帽子をかぶってたりとかいうこともなし。ま、機内だしね。
で、フランクフルトの空港。何の変化なし。
乗り換えたユーロウィングス(全日空とエアーニッポンみたいな関係だと思う)の機内。何の変化なし。11時過ぎに着いたハノーバーの空港何の変化なし。
おい、お前ら、ホントにここでワールドカップやるんかい!
はい。そりゃ私の目は節穴ですよ。だけどさ、もう少し盛り上がってるんじゃないか(ホムペのネタになるんじゃないか)と期待していた私にとってこれは意外でしたね。そりゃサッカーなんぞには微塵の興味もない私ですが、それでももう少し、何かあると思ったんですがねえ。
で、その後、数日あちこちに行ったりしましたが、うーん、何も見たとこ変わりがない。ドイツの人たちも前回の日本人の盛り上がり方と比べたら、まったく冷静沈着だなあというのが正直な印象。
最後に、明日のオーストラリア戦、ダブリンでは日本人が集まって観戦するそうです。
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