なべて世はこともなし
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2006年01月28日(土) アイルランド就職戦線異常アリPart3(3)

まずは業務連絡。前日の日記、半睡眠状態で書いたひどい内容だったので、書き直しました。何せ、午前一時にコンピュータを前にして居眠りしてましたから。前日の日記をお読みいただいた方ももう一度ご笑覧いただければ幸いです。


件の前日の日記で書いたEuroMillions。なんとなんと、Jackpot(一等)は再び出なかったそうな。これの意味するところは、今度の金曜日の抽選はJackpotは€1800万(243億円)に膨れ上がるそうな。


今度こそは。


と思っている金の亡者は私だけじゃあないはずです。私も、翌週に会社の金の亡者有志を募ってもう一度挑戦しようと企んでます。あ、ひでばかすからも再び€5ふんだくります。


250ユーロ費やして、いくら当たったかとお思いの方、末等の10ユーロが3本、中間くらいの30ユーロが一本。計60ユーロ。ははは。まあ、宝くじなんてこんなもんでしょうね。わかってるなら、来週買うなよ。


で、St Stephen Greens Shopping Centreに行ったのは、もちろんわざわざ宝くじを買いに行ったのではないのです。実は、某Recruitment Agencyがこの界隈でOpen Dayをやっているというのでアポを取った上で遊びに行ってみたわけ。


上の文章、英語混ざりなのでちょっと解説。Recruitment Agencyというのは、人材紹介会社…と訳すのが適当でしょうか。仕事を探している人と、人材を探している会社の仲立ちをしている会社。


ネット全盛の世の中、旅行代理店を通じて航空券を買うより航空会社のホムペに行って航空券を買う方が割安なことも多い世の中、こんな職種、すたれても良さそうですが、なかなかどうして少なくともアイルランドでは、未だに幅を利かせてます。蛇足以外のないですが、紹介手数料は紹介者の一月分の給料が相場だそうです。


かくして、ちゃんとアポを取っていたというのが功を奏して、私が行くと、担当者氏は「ああ、あなたがSnigelさんね」と暖かく迎えてくれまして。私が過去6年分の身の上話をして、どんな仕事を探しているか、いつぐらいに転職したいかなどの相談に親身になって乗ってくれました。


6年のアイルランドでの経験もさることながら、やはり、「就労許可証不要」というのはかなりのウリになりそうな雰囲気。つまり、アイルランド人と同じ土俵に乗れるということ。そこで、日本人である(日本語を堪能に話す)ということが長所になる仕事があれば、まさに渡りに船状態になりそうな印象を受けました。


で、私は(年収を)いくらほしいかと聞かれたので、今の給料とほぼ同じ額を言いますと、


担当者:「そんなもんでいいの?」


と聞かれてしまいました。


私はこの一言で自信をつけました。今までいろいろ不安に感じてましたが、何のことはない、こりゃ結構簡単に転職できるわ。


ただし、5月に引越しをする人が今から部屋を探すのは無駄なのと同様に、今から転職先を探すのは早すぎるそうな。どうやら実際に動き出すのは3月も終わりになってからのようです。4月に3週間も日本に行くので、5月は「充電期間」にするつもりで6月から新しい職場で仕事というのも悪くないかと今からいろいろ考えてます。




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