なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
なんだか20年くらい遅れてますが、いまさら、歯の矯正を始めることにしました。いやー、30になってからやるな!と自分でも思うのですが、今まで金銭的にも余裕がなかったのが、そりゃ、今もないけど、ないなりに例の指さしの印税が入ってきたりとかなんかで少しはマシになったし、行きつけの歯医者が「一生に一度の投資だ」と盛んにたきつけるので、ついに行くことにしたのです。
私の歯、1本八重歯があるのです。確かに、よくない。日本では八重歯とか珍しくもないけど、なぜかこっちじゃマイナス要因になる。冗談で「中学校くらいの教室で矯正装置をつけてないコドモはきっと家庭で放置(neglect)されている」なんてのを聞いたことがある。こういう言い方はどうかと思うけど、確かに、中流階級以上の家庭出身の人で歯並びの悪い人はほとんど見られないと思う。
かくして、申込んだのが、去年の2月。そして、指定された最初の診察は10月!いくらアイルランドがのんびりしてるとは言え、8ヶ月も待たせるな!…そして、10月の診察のときに言われたことは、「次は1月の末ね」
そして、昨日のお話。「あ、そういえば、明日が診察だったな」と予定表を見て唖然。
アポ、すっぽかしてしまった。というか、まさに今がアポの時間。アポの時間に、気がついても来るまで30分以上かかる場所にいるから、とてもじゃないけど、着けない。慌てて、その矯正歯科に電話したら、
秘書:「しょうがないわねえ。明日いらっしゃい」
…そういうことができるなら、なんで1年近くわしは待ってるんだ?
そして今日、会社を早退して行きましたよ。某、市内にある矯正歯科。知り合いにもこの矯正歯科を知っている人は多く、結構その筋では(ってどの筋?)有名な先生らしい。
受付では、「あんた、今日アポが偶然取れたのは偶然キャンセルがあったからよ。ラッキーだったわねー」とさんざんイヤミを言われる。確かに、アポをすっぽかしたらその分課金されても文句は言えないのだ。この国じゃ。
ほんで、パノラマX-rayを2枚撮り、歯の模型を作って本日終了。ついでに、ぬく予定の歯の間にピンを押し込まれた。なんでも歯と歯の間に隙間を作って抜きやすくするんだと。…って健康な歯を4本も抜くんですか?
このパノラマX-rayで、意外な発見。なんでも親不知が1本横向きに生えていて、これも近々抜く羽目になりそうだと。…って、都合5本も歯を抜くんですか?
今後どうなるのか…続く。
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