なべて世はこともなし
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2006年01月26日(木) 200億の男

(作者謹告:この日記、半分眠りながら書きましたので、翌日に書き直してます。)


€150,000,000


日本円にして、200,000,000,000円。


200億円。


想像もつかない大金です。ひでばかすいわく、「ジャンボが一機買えるだけの金額」だそうですが。ともあれ、これがロトで当るというのだからそりゃもう大騒ぎです。金の亡者どもが、Euromillionの宝くじを買ってます。


200億円…。想像もつかない大金ですが、無理して想像してみましょう。


諭吉さんが200万枚。
一葉さんだと400万枚。
五郎さんだと2000万枚(なんか違うぞ)。



諭吉さんの重さ、一億円で10キロだそうです。
つまり、200億円って、一万円札2トン分ですな。…うーん、2トントラックに諭吉さんが満載というのはなかなかすごい情景になるような気がする。


かくして、またLimerickに住む変なおばさんが当てたらかなわないと、私は社内でロトの共同購入を募りました(おーい、誰が金の亡者なんだ)。


すると、お金が集まる集まる。わずか一日で250ユーロ(34000円)集まりました。で、買ってきましたよ。一口2ユーロで125口。






で、買ったのは、St. Stephens Green Shopping Centreの入口にあるロトの販売所。ここで、「250ユーロ分の、ユーロミリオンちょうだい!」と高らかに言ったのです。私としては、私くらいの年の頃の店員の男性が...


店員:「まじっすか?」


とか


店員:「冗談でしょ」


なんていうのを期待していたのです。だって、どこのアホタレが、250ユーロ分も宝くじを買うというのでしょう。ところが、店員さんは、顔色一つ買えずに、


店員:「はい」(Sure)


Sure? Sure?? Is that all you say?????


頭の中で思いましたね。なんでこの人は驚かないんだろうって。そして気がついた。何のことはない。驚くには値しない話なんだろうなって。読者さんも、「うちの会社でもやってます」なんて言われてるくらいだし。


閑話休題。なんだかんだで、50人くらいの共同購入になったので、一等が当たった場合、ひとり頭の分け前は€3,000,000ユーロ。日本円にして4億円。それでも派手にしなけりゃ一生遊んで暮らせるだけの金額です。


私の友人が、当たったらどうするかというとんでもない夢を披露してくれました。


彼いわく、150億のうち1億を現金化して、Ha’Penny Bridgeからリフィー川に投げ込む。で、人が下流のオコンネル橋まで走っていって川に飛び込むのを見るという。非常にえげつない話ですが面白そうではあります。


ちなみに、Euromillionの一等の当選確率は、1/76275360。で、今回125通り買ったので、確率は1/610202…急に夢が遠ざかりました。


金曜日の夕方までチケットは購入可能。モノは試しで買ってみてはどーでしょ?




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